ロボット型検索エンジン@

ロボット型検索エンジンの最大の特徴としては、膨大な量の登録ページだということは前の項で説明しましたよね?しかし登録側から見るとこれはデメリット以外の何物でもありません。なぜならそれは同じキーワードを持ったホームページ…つまり競争相手が多いということです。多くの人が入力する検索キーワードはおのずとヒットするホームページの数も多くなります。その中でいかにあなたのホームページを上位表示するか?それがロボット型検索エンジンの攻略方法といえます。

インターネットが普及し始めたころのロボット型検索エンジンは単純なものでした。登録したページ内のキーワードの配置数や配置位置など、ページ単体で得られる情報を基にページをランク付けしていたわけです。昔からインターネットをやっている方は見たことあると思いますが、検索したページの下側にキーワードの羅列が並んでいる…というような検索エンジンスパムという不正手段でページのランクを上げているホームページがよくありました。(今もごくまれに見かけますが…)

現在Googleを初めとしたロボット型検索エンジンは、ほとんどがページ内のキーワードはもちろん、そのページへリンクしてるページまで調べランク付けをしています。GoogleではPageRank(ページランク)といって、AページからBページへのリンクをAページからBページへの支持投票とみなし、この投票数によりそのページの重要度(ページランク)を判断します。しかし単にリンクされている数で決定するわけでなく票を投じたページ(リンクを貼っているページ)も同じように分析し、重要度の高い(ページランクの高い)ページからのリンクは評価を高くしページの重要度を決めるわけです。

つまり重要度の低いページからリンクされているホームページは、たくさんのページからリンクされていてもそれなりの重要度で、ヤフーなど重要度の高いページからリンクされているホームページの重要度は、リンクされているページが少なくても重要度は高くなります。このように現在のロボット型検索エンジンで上位表示をさせる為には、相互リンクなどで重要度の高いページからのリンクを増やすことも必要となります。

しかしながらページ内のキーワード配置がきちんとしていなければ、重要度が高くなっても上位表示はされません。次の項ではロボット型検索エンジンを意識したページ内のキーワード配置について解説したいと思います。

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